プロヴァン音楽アカデミー

Flûtiste

Professeur de Flûte à l'Université de Yale

Chef au Metropolitan Opera de New York

Directeur artistique de l'ensemble Le Train Bleu

 

ランソン・ウィルソンは世界でも最も素晴らしいフルート奏者として知られている1人で、1973年にジュリアード音楽院で卒業資格を修得後、ランパルの弟子として1年間パリに滞在。1976年ニューヨークで本格的に活動を始め、フランスからランパルを招待するなどしている。またEMI/Angel と契約して世界中でCD録音などを精力的に行っている。

 

ソリストとして、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ロンドン交響楽団など最も有名なオーケストラと共演しており、その他フレデリカ・フォン・シュターデ、ジェシー・ノーマン、トーマス・ハンプソン、スーザン・グラハム、ドロラ・ザジック、ナディア・ソレルノ= ソネンバーグ、ヒラリー・ハン、J.P.ランパル、ジェームズ・ゴルウェイ、バリー・ダグラス、ペーター・フランクル、ロビン・サザーランドなど、現在までに共演した素晴らしい音楽家たちは数えきれない。

 

ランソン・ウィルソンは、オーケストラやオペラの指揮者としても知られ、1981年には、ニューヨーク・ソリスティ・オーケストラを創立し、何百回もの演奏会と数多くの録音をしている。最近ではニューヨーク歌劇場で2つのオペラを指揮している。2006年よりメトロポリタンの正式メンバーとなる。またル・トレイン・ブルー・アンサンブルの芸術監督と指揮者であり、最近ではニューヨークで革新的で知られるガラパゴス・アート・スペースで初めて演奏し、ニューヨーク・タイムズで素晴らしい賞賛を得た。

 

現在まで、ロンドン交響楽団、ハレ管弦楽団、ロシアのエルミタージュ・スタット管弦楽団、クラコー管弦楽団（ポーランド）、KBS交響楽団（韓国）、サンポール室内管弦楽団、ヒューストン交響楽団、デンバー交響楽団、ロス・アンジェルス室内管弦楽団、サンフランシスコ室内管弦楽団、ハートフォード交響楽団、バークレイ交響楽団などに指揮者として招かれている。

 

メトロポリタン歌劇場とニューヨーク歌劇場で常任指揮者としての活動する他、グリマーグラス、ミネソタ、ポートランドの歌劇場で数々のオペラを指揮している。2004年には、イェール大学でアメリカ人では初めてグノーの「いやいやながら医者にされ」を指揮。ヨーロッパでも、スペインのサン・セバスチャン音楽週間でオペラを指揮、また国際アムステルダムのミュージックシアターで指揮している。

 

現在は、リンカーン・センター室内楽協会のメンバー、イェール大学のフルート講師、メトロポリタン歌劇場の指揮者、そしてル・トレイン・ブルー・アンサンブルの芸術監督を務める。